作曲の手順とコツをレクチャー
初心者のための作曲法「第3回:曲作りの手順」
初心者のための作曲法「第3回:曲作りの手順」
2015/12/08
曲作りの基本を解説する連載「初心者のための作曲法」。今回は曲作りの手順をご紹介する。
手順に沿って作ってみよう!
曲を作る時は、自然とフレーズが降りてくることもあれば、一生懸命ひねり出す場合もあるが、いきなり1曲が丸ごと出来上がるわけではない。アイディアを膨らませながら、メロディやコード進行、歌詞やアレンジなどを順番に組み立てていくのだ。
1.アイディアを出す

曲作りのきっかけになるのが「アイディア」だ。それはメロディや歌詞の断片だったり、リズムやコード進行など何でも構わない。まずは元になるアイディアを考えてみよう。
2.コード進行を作る

好きな曲を参考にしたり、楽器を弾きながらコードをつないでコード進行を作っていこう。コード進行が決まればギターなどで伴奏が弾けるので、この後の曲作りが進めやすくなる。
3.メロディを作る

作ったコード進行を楽器で弾いてみて、鼻歌を歌いながらメロディを作っていこう。コード進行が出来ていれば曲のキーや使える音も決まるので、メロディが浮かびやすくなる。
4.歌詞を付ける

大体のメロディラインが出来上がったら歌詞を考えよう。メロディにうまくハマる言葉を選んだり、浮かんだ歌詞に合うようにメロディを修正しながら、作詞を進めていく。
5.曲の展開や構成を練る

いわゆる「アレンジ」と呼ばれる作業だ。“イントロやAメロをどんな風に始めるか”とか、“サビをどうやって盛り上げるか”など、曲の展開や楽器の編成などを考えつつ曲の構成を作る。
6.リズムを付ける

イメージした曲想に合わせて、ドラムやベースのパターンを考えてみよう。そこにギターやピアノなどのコード楽器を重ねて伴奏のトラックを作り、歌を乗せれば曲が完成する。
コード進行以外から作り始めてもOK!

このページで紹介しているのは、この「コード進行から作る」というパターンの手順だ。ギタリストが初めて曲を作る場合にはこの手順がオススメだ
メロディから作るパターン

何かいいフレーズを思いついた時は、それを発展させて最初にメロディを完成させよう。その後、メロディに合わせてコード進行を付けたり、歌詞を乗せて曲の形にまとめていけばいい
歌詞から作るパターン

言葉の意味やイントネーションを大切にしたいなら、先に歌詞を作るといい。鼻歌でメロディを作る場合も、歌詞があった方がより歌いやすいフレーズが思い浮かぶだろう。
文:平沢栄司
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