ベストアルバム『ザ・ビートルズ1』から厳選!

ビートルズ魔法のコード進行vol.6「ハロー・グッバイ」

ビートルズ魔法のコード進行vol.6「ハロー・グッバイ」

2016/03/28


『ザ・ビートルズ1』に収録されている楽曲のコード進行は、ビートルズの中ではシンプルなものが多いのですが、細部をよく見てみると、リスナーの心を鷲づかみにする様々なテクニックが隠されています。ここで紹介している手法を、自分の楽曲作りに活かしてみましょう。
分析・文:平沢栄司

ダイアトニックコードを使わずに上昇させることでリスナーをハッとさせる

ピックアップしたのは[0:22]からのサビです。前半はビートルズらしいベースが下降していくクリシェ進行ですが、そこから反転して上昇していく際に「A♭」を使って聴く者をハッとさせます。また、2周目では単純に「F→A♭」とせずに、「F→B♭7」とすることで変化を付けています。なお、展開が4小節でひと回りでないところも、サビを印象付けています。

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