他の調からコードを借りる(借用和音)
【オシャレなコード進行テク3】
他の調からコードを借りる(借用和音)【オシャレなコード進行テク3】
2015/09/29
「オシャレなコード進行」には色々な定義があるが、ここではシンプルなコード進行に様々な変化を加えて、オシャレさを出す定番のテクニックを5つ紹介していこう。各テクニックでは様々なバリエーションも解説しているので、「オシャレ」という感覚をつかんでほしい。今回は3つ目のテクニックだ。

基本となるダイアトニックコードの各コードを変更すると、さらに凝ったコード進行が作れる。これには、「他の調から同じ機能のコードを借りてくる」という手法を使う。借りることのできる調は、「Cメジャーに対するCマイナー」のような主音(C)が同じで「メジャー⇔マイナー」の関係にある調や、「Cマイナーに対するE♭メジャー」のような、同じ調号の調が代表例だ。
ちなみに変更するコードは、コード進行の一部を借りてくる先の調で同じ機能を持つコードと置き換えていくことになる。その中でも、「Dm→G7」のようなツーファイブ進行(Ⅱm→Ⅴ7)の部分や、ドミナントモーションにあたる「G7→C」(Ⅴ7→Ⅰ)を、E♭メジャーの「Ⅴ7→Ⅰ」にあたる「B♭7→ E♭(7)」などにすると効果的だ。
ただし、これらは一時的な転調と同じことになるので、歌やギターソロなどのバックでドヤ顔でやってみたものの、フレーズとコードがケンカして、コードを間違ったようにも聴こえてしまうことがあるので、使いどころには気をつけよう。
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