神奈川·CLUB CITTA’を皮切りに全国9カ所10公演を巡るもの

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

2023/08/30

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

写真:日吉”JP”純平

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

 

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

 

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

 

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

 

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

 

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

 

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

 

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

 

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

 

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

 

DEZERT、ライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が8月27日に大阪・なんばHatchにて開催!

 

DEZERTのライヴツアー『DEZERT LIVE TOUR 2023“きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”』の最終公演が、8月27日(日)に大阪・なんばHatchにて開催された。今回のツアーは会場限定発売のシングル「僕等の脊髄とブリキの夜に」を携え、神奈川·CLUB CITTA’を皮切りに全国9カ所10公演を巡るもの。ツアー最終日となるこの日は「今日(この場所は)は間違いなく僕らの居場所でした」「これが今のDEZERTです!」(千秋)の言葉の通り、最新型のバンドの姿を噓偽りなく、明け透けに見せつけてくれた一夜だった。
 
「やる気あんのか、大阪! かかってこいよ!」、ステージに姿を現した途端に千秋(Vo)が煽りの叫びを一発カマし、1曲目「君の脊髄が踊る頃に」へ。会場限定発売のシングル「僕等の脊髄とブリキの夜に」の表題曲でもあるこの曲。重厚で圧の強いリズムが炸裂するなか、緩急をつけた楽曲展開が子気味良い♪ 今楽曲が今日までの10本のライヴでしっかりと育ってきたことも伝わってきて、たった1曲を披露しただけで、この日のステージへの期待値がぐんと高まっていく。
 
続く「再教育」、ポップ&キャッチーな歌い出しにMiyako(Gt)の歪みを効かせたギター、SORA(Dr)の感情を昂らせるドラミングにフロアの熱も急上昇。硬質でえぐるようなSacchan(Ba)のベースラインが轟き、千秋のデスボイスも一層際立つ。「今日はめっちゃ良い夜にしましょうね!」なんて、笑顔で可愛く言ったかと思いきや、「ここにいるっちゅうことはやれるっちゅうことでしょ? 落ちても(下に)人おるから大丈夫や!」と、2階席まで徹底的に煽る千秋。
 
タイトなリズムの中を突き進む、捲し立てるような早口の歌唱が印象的な「ミスターショットガンガール」。自由度が高い楽曲だけど、魅せるところはしっかりと魅せる。焦らしが上手いというか、なんとも駆け引き上手な楽曲陣が続いていく。ライヴが始まってまだ数曲だというのに、観客はヘドバンしまくり、拳突き上げまくりで大忙しだ。
 
かと思えば、未音源化楽曲の「ともだちの詩」では柔く優しいメロディに、思わず心揺さぶられる言葉の数々に観客はただじっと立ち尽くして聴き入っている。そこからの「モンテーニュの黒い朝食」への流れも絶妙だった。ポップでダークなサウンドにSacchanの軽快なベースアプローチ、韻を踏んだリリックがハマる中毒性の高い楽曲。リリース時にビジュアル系の枠に収まりきらないと話題になった楽曲だが、過去があってこその今、全部ひっくるめてDEZERTなんだと痛感させてくれる多彩な楽曲陣が続いていく。
 
 
「1度きりの人生、もっとボクたちと遊ぼうぜ!」「忘れられない夜にしてやっからよ!」(千秋)。「infection」からのライヴ中盤はさらにギアを上げ、密度の高いパフォーマンスを届ける4人。華やかなSORAのドラムはより一層パワーを増し、千秋のデスボイスがひときわ低く唸る。「わしは昨日を越えたいぞ! 明日をも超えたいぞ!」、千秋がこの日のステージに懸ける思いを叫ぶと、それに呼応するように観客も歓声をあげる。
 
この日のライヴで千秋はとにかくよく観客を煽った。中にはドキっとする言葉もあり、「楽しんで生きてるか? どいつもこいつも同じことやってて楽しいか~?」と、同じ振り、同じノリではなく、もっと自分らしいライヴの楽しみ方を見つけてほしいと言葉を掛ける。もちろん、煽ったならそれ以上のパフォーマンスで返すのがDEZERT。「感染少女」「肋骨少女」など、新旧の楽曲陣でこれでもかと観客を躍らせにかかる。
 
「行くとこまで行く気やけど、どーですか?」「もっとシバかれたいんちゃうん? シバくぞ!!」、関西弁バリバリの千秋の煽りは地元大阪ということもあってか、ますます鋭さを増していく。ライヴが進むほどに血が滾り、欲が高まっているようだ。それでも「全員まとめてひとつになろうや!」と、さらなる高みを目指そうと言葉を懸け、次曲「MONSTER」へと流れる。この日のセットリストは前日の深夜に決まったようだが、ライヴ直前になって変更になった楽曲がいくつかある。それがこの楽曲。武者震いするように全身で力強く歌う千秋、タイトに攻め込むSORAのドラム、Sacchanの足元から揺さぶるグルーヴ、Miyakoの美麗なメロ。タフでヘビーなサウンドはバンドのギアがまたさらに一段階高まったのを体感。セットリストを変更した意図に納得せざるを得ない、圧倒的な存在感を誇っている。ライヴは瞬間で、その場限りのもの。決まりきった型にハマらず、今のバンドのありのまま、現在進行形の姿を見せようとするバンドの生きざまにも惚れ惚れしてしまう。
 
ライヴ後半は「「君の子宮を触る」」「「遺書。」」を披露。闇満載のリリックもキャッチーなメロとタフネスサウンドで後味スッキリに。特に「「遺書。」」は初期と比べてよりメロディアスに仕上がっていて、バンドの世界観がここ数年でさらに広まったのを実感。声出しが解禁されたこともあってか、観客の大合唱もひと際大きく響く。もちろんここでも、「結構えぇやん♪ ナニワの狂犬!」とおだてておきながら、「隣に任すな!お前が歌えよ!」と厳しい鬼の指導をぶつけ、もっと大きな声を欲する。飴と鞭の使い分けも絶妙で、「続きはオレらに任せろ!」なんて頼もしいことを言われたら、心も体もまるごとついていくしかない。
 
そんな飴と鞭の極致が、新曲「僕等の夜について」に現れていた。「わざわざここに来てるあなたたちのために詰め込んだ曲。僕らの夜を始めよう、良い夜にしよう!」(千秋)と、さっきまでのドSな煽りやヘビーなサウンドから一転。優しさと愛に満ち溢れた言葉を綴り、ファンへの思いを音にして届ける。千秋、Miyako、Sacchan、SORAの4人、そしてたくさんのファン。互いに支え合い、着実に歩みを進めてきたからこそ作り上げることができた楽曲は温かく、慈愛に満ちていた。
 
本編ラストを前に、「(活動開始から)12年、オレたちもここまで来たよ。オレらも生きてきたよ。よく辿り着いた」(千秋)と足掻き藻掻きながら、今の場所へと歩みを進められたと吐露。「ほんまは1人は寂しい。今日だけは1人じゃない。そう思える夜にしてやるんで、付き合ってよ」(千秋)と、「ミザリィレインボウ」へ繋ぐ。弱いところを知っているから、同じじゃないことを知っているから。楽曲に綴られた言葉の数々は思わず心が痛くなるほど真っ直ぐだ。共に前を向いて進むメンバー、そしてファンも、いまこの場にいる全員の心を繋ぐような楽曲には美しさすら感じてしまう。
 
アンコールでは本編とは一転、アットホームなトークで和気あいあいに。ステージ上でなぜかケータリングの豚まんを頬張りだすSacchanに、千秋が「551があるとき~♪ないとき~♪」と、関西人なら誰もができるコール&レスポンスで遊ぶシーンも。ツアーファイナルということもあり、会場には関西だけでなく遠方からのファンも半数近く足を運んでいた(中には台湾からのファンも!)。ライヴはすでにたっぷり2時間は過ぎていて、遠征組はそろそろ最終の新幹線を気にする時刻…。それでも「もうちょい楽しんで帰る~??」(千秋)と、甘美な誘いで「半透明を食べる。」からアンコールへ。
 
「普通じゃないⅢ」では前公演の名古屋でも行った、フロアの練り歩きに挑戦する千秋。大阪公演のみ着席スタイルの公演となっていたのだが、そんなことは気にもせずにズンズンと客席へ進んでいく。さらに同曲のタイミングのみ、録画撮影もOKに。この模様は「#今日のDEZERT」のハッシュタグがつけられSNSに投稿されていて、記者がいた2階席から見えなかったが、実はフロア後方で千秋が観客を巻き込んでサークルを作っていたことが発覚。その後、2階席までやってきたときに彼の表情を間近に見たが、“ライヴキッズ”まんま、とにかく嬉々としていたのが印象的だった。
 
「今日(この場所)は間違いなく僕らの居場所でした」と、改めてこの日のライヴへ、そしてバンドへの思いを語る千秋。「居心地の良いとこだけじゃない。ありのままでは難しいものもあるけど、DEZERTが好きっていう仲間がいるだけで、きれいごとがあっても頑張れる。心から生きてて良かったと思えるように。そうでないなら、また思わせられるように。今のオレたちが最強ってことを見せてやろう! 心込めて歌うぜ!」と、「TODAY」へ。バンドの意志の強さ、次へ進む一歩、そしてそこに寄り添うファンへの思いを感じられる楽曲は大きな包容力と信頼感に満ちていた。ラストは「これが今のDEZERTです!」と「「切断」」へ。容赦ない、気圧されるような重厚なサウンドで圧巻のフィナーレを飾った。
 
最終曲を前に千秋は「いつかは日本武道館のステージへ。(バンド結成)13年目に向ける覚悟を見せたい」と語っていた。今回のツアーを経て、9月23日には東京・LINE CUBE SHIBUYAにて「DEZERT SPECIAL LIVE 2023 -DEZERT-」と、バンド名を銘打ったライヴの開催を予定している彼ら。目標である日本武道館でのステージへまたひとつ歩みを進めるための重要なステージになることは間違いない。
 
文:黒田 奈保子

DEZERT LIVE TOUR 2023 “きみの脊髄と踊りたいんだっ!!ツアー”
2023年8月27日(日) なんばHatch


01 君の脊髄が踊る頃に
02 再教育
03 Thirsty?
04 ミスターショットガンガール
05 ともだちの詩
06 モンテーニュの黒い朝食
07 infection
08 Dark In Black Hole
09 感染少女
10 肋骨少女
11 MONSTER
12「君の子宮を触る」
13「遺書。」
14 僕等の夜について
15ミザリィレインボウ
 
EN1 半透明を食べる。
EN2 普通じゃないⅢ
EN3 「秘密」
EN4 TODAY
EN5 「切断」
 

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