ローランドからボス（BOSS）ブランドのコンパクト・エフェクター「技クラフト・シリーズ」の最新モデル『DS-1W』がリリースされた。2022年10月22日（土）に発売。価格：オープン（市場想定価格 税込17,600円前後）

（製品オフィシャル概要）

ここがポイント
・多くのギタリストに愛されてきたディストーション「DS-1」が「技クラフト」として登場
・オリジナルのサウンドが得られる「スタンダード・モード」、中域の力強さと素早いレスポンスを備えた「カスタム・モード」を搭載

ボス・ブランドの初のディストーションとして1978年に登場した「DS-1」は、40年以上にわたり作り続けられているコンパクト・エフェクターです。鋭い歪みと豊かなサステインは、ディストーション・サウンドの原点として、プロフェッショナル、アマチュア問わず多くのギタリストを支えてきた、まさに「レジェンド・ペダル」と呼ぶにふさわしいモデルです。今回発売する『DS-1W』は、この「DS-1」を「技クラフト・シリーズ」として新たに構築したディストーションです。こだわりのフル・アナログ・ディスクリート方式による「2ステージ・ゲイン回路」を採用し、オリジナル・モデル「DS-1」のサウンド・キャラクターを持つ「スタンダード」と、中音域の力強さと素早いレスポンスを備えた新しいサウンドの「カスタム」の2つのモードを搭載しています。

さらに詳しく
時代を超えて愛されるディストーション・ペダル「DS-1」
1978年の登場以来、「DS-1」が奏でる歯切れの良い、サステインの効いたディストーション・サウンドは、ロック、メタル、フュージョン、グランジなどのさまざまなジャンルで聴くことができます。それは、楽器としての完成度を示すとともに、「DS-1」が幅広いギタリストに愛されていることの表れでもあります。

「スタンダード」と「カスタム」の２つのモードを搭載
『DS-1W』は「スタンダード」と「カスタム」の2つのモードを備えています。「スタンダード」では、歯切れが良く、かつスムースなサステインが特徴の「DS-1」のサウンドを継承。単体での使用はもちろんのこと、歪ませたアンプにブースターとして接続することで、美しいダイナミックなディストーション・サウンドを得ることもできます。「カスタム」では、オリジナル「DS-1」のサウンド・キャラクターは保持しながらも、中域を強調したサウンドが特徴です。レスポンスが早く、ピッキング・ニュアンスもより忠実に反映します。軽い歪みから、豊かなディストーション・サウンドまで、多彩な表現が可能です。LEVELの最大値はスタンダード・モードと比較して6dB増加されており、ブースターとして使用する際には、アンプや歪みエフェクターをさらに強力にプッシュすることができます。低域と高域を同時にコントロールするユニークなTONEつまみにより、シンプルな操作で音域のバランスを調節できることが、「DS-1」の魅力のひとつです。『DS-1W』においてもこの特徴を継承しつつ、それぞれのモードで個性を最大限引き出せるよう「カスタム」
モードと「スタンダード」モードは異なるチューニングが施されています。

「技クラフト・シリーズ」とは？
創業以来、ボス（BOSS）のエンジニアは、技術や培ってきたノウハウ、そして音に対する熱いスピリットを注ぎ込み、最高のギター・サウンドを追い求めてきました。そのクラフトマン・シップの結晶ともいえるコンパクト・ペダルが「技クラフト・シリーズ」です。
熟練のエンジニアによって選定されたパーツを使用し、丹念に組み上げられたアナログ回路を搭載。細部に至るまでこだわったメイド・イン・ジャパンの「技クラフト・シリーズ」は極上のサウンドと弾き心地をギタリストに提供します。

主な仕様
『DS-1W』
外形寸法：73（幅）×129（奥行）×59（高さ）mm
質量：430g（電池含む）