2022年1月にSpotifyが選ぶその年に活躍を期待する次世代アーティスト“Early Noise 2022”に選出され、 3月には、小学6年生から15才までの4年間で制作した楽曲を収録した初の作品集となる1st EP「LOOK」をリリース、その後日テレ系「スッキリ」でのインタビュー出演やNHK Eテレ「ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック」にVTR出演するなど大注目のシンガーソングライターao（読み：アオ）。そんなaoが “ao SHOWCASE - in the sound”と題した初ライブを開催した。

同ライブはSNSによる応募にて当選した80名を招いた、完全招待制のプレミアライブで、渋谷・TOKIO TOKYOにて開催。開演時間が近くになるにつれ、弱冠15才のaoが送る超貴重な初ライブに期待を高める客席が少しずつざわつきはじめる。そんな中、鮮やかなスカイブルーのスカートに爽やかな白色のトップスを身に着けたaoが登場。

オーディエンスの拍手とともに、高揚感あふれるアップビートな楽曲「you too」のイントロがかかり、「こんにちはaoです。今日は来てくれてありがとうございます！」と挨拶。初めてオーディエンスを前に歌う1曲目。緊張しているような表情が垣間見えながらも、初ライブとは思えない堂々としたパフォーマンスを披露した。

デビュー曲「Tag」では、ダークで重厚感のあるサウンドに、aoが持つ唯一無二の儚くも芯の通った力強い歌声で、会場全体を自身の世界観に引き込んでいく。「前々から皆さんの前で歌ってみたいと思っていたのですが、たくさんの方がいてとても緊張しています。初めてのライブでドキドキしているのですが、私もだんだんテンション上がってきました！最後まで一緒に楽しみましょう！」と、パフォーマンスしている姿とは打って変わり、15才らしさ溢れるトークを展開した後、ao自身の恋について歌った3部作「already」、「I know」、「with you」を立て続けに披露した。

「今年の3月2日にEP“LOOK”をリリースして、そして中学校を卒業して無事高校生になりました。最近は私の学校内や最寄り駅にあるセブンティーンアイスを買うことにハマっています！先ほど歌った楽曲は恋愛について歌ったものなのですが、次の曲も恋心や憧れを歌った楽曲になっています。ぜひ大切な人を思い浮かべながら聴いてください。」と、穏やかなピアノとビートのミニマムなサウンドが光る「月」を切なく、そして儚く歌い上げた。「月」の世界観に客席が浸る中、続いて未発表の新曲を2曲披露。1st EP「LOOK」の楽曲とは一味違うaoの新たな一面を提示した楽曲にオーディエンスは体を揺らしていく。

「ありがとうございます！歌ったのは、”月”、そして新曲2曲を聴いて頂きました！！そして、次で最後の曲になります。この曲は、何となくでこれまでを生きてきた主人公がいて。誰かが決めたシナリオのような、でも自分で選んでいるような曖昧さを感じながら過ごしていたんです。でもある日、現れた誰か1人の存在がその子を強制的に今までの世界から引っ張り出して、新しい世界を広げていくっていうストーリーをもとに作った曲になります！ 私も最近そういった出会いをして、それもあってとても思い入れのある曲です。そして、この曲が6月8日にリリースすることが決定しました！是非楽しみにしていてください！それでは聴いてください。”リップル”」と、新曲のリリースをサプライズで発表。オーディエンスが驚きと喜びに包まれる中、新曲「リップル」を披露し、計10曲・約1時間に及んだaoの初ライブは大盛況にて終了した。

公演内で発表された新曲「リップル」は、6月8日に配信リリースされることが決定。自身の作詞作曲で、イントロからアップテンポで爽やかな楽曲となっている。また、鮮やかな空と緑が映えるジャケット写真も公開されているので、ぜひ発売を楽しみにお待ちいただきたい。

発表に合わせてaoのオフィシャルYouTubeチャンネルやSNSでは、会場に来られなかったファンも楽曲の一端に触れられるティザー映像も公開されているので、チェックしてほしい。

＜”ao SHOWCASE - in the sound” セットリスト＞
1. you too
2. no THANKYOU
3. Tag
4. already
5. I know
6. with you
7. 月
8. 新曲
9. 新曲
10. リップル