4人組ダンスロックバンド

DISH//、「LIVE TOUR -DISH//-2019」伝説の一夜が再び!(1月4日(土)パシフィコ横浜国立大ホール)

DISH//、「LIVE TOUR -DISH//-2019」伝説の一夜が再び!(1月4日(土)パシフィコ横浜国立大ホール)

2020/01/05


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4人組ダンスロックバンド、DISH//が1月4日(土)にパシフィコ横浜国立大ホールにて、「LIVE TOUR -DISH//-2019」の追加公演を行った。

俳優としても活躍する北村匠海がギター&ヴォーカルを務めるダンスロックバンドDISH//は、昨年の8月18日(日)に富士急ハイランド・コニファーフォレストでキャリア史上最大規模、約8,000人を動員した野外ワンマンライブ「DISH// SUMMER AMUSEMENT’19 “Junkfood Junction”」を開催。同年11月9日(土)からは、初のセルフタイトルを冠にした全国12箇所に及ぶ秋冬ツアー「LIVE TOUR -DISH//-2019」を敢行した。本公演は、各地でチケットがソールドアウトしたために決まった追加公演で、彼らにとっては2020年初のライブパフォーマンスとなっていた。

開演時間になると、Opening SEと共にツアーを通じて使用されたツアータイトルが2019から2020に。ステージ中央に掲げられたバナーが大掛かりに移動する演出に会場から早くも大きな歓声が起こる。そして、矢部昌暉(Gt、Cho)、橘柊生(Pf、DJ)、泉大智(Ds)がステージに登場すると、サポートメンバーと共にバンドセッションを開始。会場が轟音に包まれる中、北村匠海(Vo、Gt)が登場し、ヘヴィーなミスクチャーロック「SING-A-LONG」を熱く歌い上げると、匠海は「2020年! 明けましておめでとうございます!!」と挨拶。そして、「Newフェイス」では激しいヘドバンが繰り広げられ、「東京VIBRATION」で柊生が「こんな楽しい新年は二度とねえぜ!」と雄叫びをあげると、スラッシャー(ファンの総称)はタオルを回して応戦。さらに、ロックオペラとJ-RAPが混在する「アイロニスト」や、田淵智也(UNION SQUAR GARDEN)が提供したピアノが弾むポップロック「ビリビリ☆ルールブック」、柊生が作詞作曲したメロウなグルーブのアーバンソウル「Loop.」など、DISH//ならではのバラエティに富んだサウンドを展開し、満員の観客を喜ばせた。

MCでは、匠海がツアーのタイトルについて、「最大規模の野外ライブを経て、一段も二段もステップアップするツアーにするために、自分たちに覚悟ができるのか?って突き詰める意味もあり、その覚悟を全国の皆さんに受け取ってもらおうというツアーでした」と説明。今ツアーを振り返り、「僕らとしても成長できているという実感もあるし、ちゃんと受け取ってくれるみんながいるから成立している」と感謝の気持ちを伝えたあと、このツアーのために用意したという「お楽しみコーナー」へ突入。大智がヴォーカルを務めるロックチューン「SECRET」や柊生がラップするシティポップ「音花火」、昌暉が切なく歌い上げるエールソング「誰にでもあるでしょう」、匠海が優しく温かい歌声を響かせた’90sR&B「明日を見つめて」と、新たな一面をみせるソロ曲をメドレーで披露した。

ライブの後半戦は、楽器を演奏しながら踊るDISH//独自のダンスロックスタイルで「HIGH-VOLTAGE DANCER」「BEAT MONSTER」でスタートし、コニファーフォレストに向けてリリースされた「NOT FLUNKY」や匠海が“ぽっかり空いた気持ちをそのまま歌詞に書き留めた”という最新曲のバラード「PM5:30」をパフォーマンス。さらに、壮大なスケール感のアンセム「DAWN」から、「JUMPer」「I’m FISH//」「勝手にMY SOUL」といったライブでおなじみのナンバーを続けて会場の熱気とテンションを引き上げ、最後に「This Wonderful World」を晴れやかな表情で真っ直ぐに届け、大きな盛り上がりの中で本編は締めくくられた。

満員の観客の「おかわり」の声に応えたアンコールでは、1stアルバム『MAIN DISH』に収録されていたレア曲で、たむらぱん提供のロックバラード「birds」を歌い上げ、「皿に走れ!!!!」をファンとともに踊り、歌い、激しいヘドバンで一体感あふれる空間を作り上げ、ステージも客席も大騒ぎとなった「愛の導火線」ではキャノン砲が発射。最後に北村が「このツアーを通して、僕たちはきっと、DISH//の原点を塗り替えるという気持ちがあったように思います。DISH//がここから前に進むために大事な何かをつかんだ気がします。僕らの希望や未来がこのツアーで見えました!」と、本ツアーで得た成果を振り返り、「きっとみんなにたくさんの思いを伝える1年になりそうです」と意気込みを語った後、2年連続となる富士急ハイランド・コニファーフォレストでの野外ライブ「SUMMER AMUSEMENT ‘20」の開催を発表すると、サプライズ報告に会場からは割れんばかりの歓声が湧きあがった。なお、DISH//は、セミファイナルで、2月26日(水)にミニアルバム『CIRCLE』のリリースもアナウンスしており、3月31日からは毎年、春の恒例となっている全国ホールツアー「DISH// Spring Tour 2020『CIRCLE』」がスタートする。バンド結成9年目を迎え、ロックバンドとして成長、進化しているDISH//の2020年の活躍が今から楽しみでならない。

【setlist】
M1.SING-A-LONG
M2.Newフェイス
M3.東京VIBRATION
M4.アイロニスト
M5.ビリビリ☆ルールブック
M6.Loop.
M7.好きになってくれてありがとう
M8.ソロ曲メドレー(SECRET〜音花火〜誰にでもあるでしょう〜明日を見つめて)
M9.HIGH-VOLTAGE DANCER
M10.BEAT MONSTER
M11.NOT FLUNKY
M12.PM5:30
M13.DAWN
M14.こくっちゃえっつーの
M15. JUMPer
M16. I’m FISH//
M17勝手にMY SOUL
M18. This Wonderful World

EN1.birds
EN2.皿に走れ!!!!
EN3.愛の導火線


 

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