「EQとスペクトラルカーブの比較モード」などを新搭載!

【速報動画付き】ヤマハミュージックジャパン、スタインバーグ「Cubase 10.5」をリリース!

【速報動画付き】ヤマハミュージックジャパン、スタインバーグ「Cubase 10.5」をリリース!

2019/11/14


Cubase 10.5

ヤマハミュージックジャパンからスタインバーグ「Cubase 10.5」がリリースされた(ダウンロード開始/オンラインショップでの発売開始)。

今回の10.5では、「EQとスペクトラルカーブの比較モード」、「オブジェクト選択ツールと範囲選択ツールの統合」、「プロジェクトからトラックを読み込み(Import Tracks from Project)の改善」、「非録音時のMIDI入力データ記録の改善」、「ビデオの書き出しに対応」、「MultiTap Delayプラグインの搭載」、「Padshop 2」、「MixConsoleチャンネルの色分け対応」、「スコアエディターの改善」などが新たに搭載されている。


(製品オフィシャル概要)

◉「EQとスペクトラルカーブの比較モード」【Pro】
ミキシングプロセスをアシストするために、1つのEQディスプレイ内でEQ設定を編集し、2つのチャンネルのスペクトラルカーブを重ねて表示できるようになりました。この機能を利用することで例えば、キックとベースのかぶりをなくす編集が容易に行えます。

 


◉「オブジェクト選択ツールと範囲選択ツールの統合」【Pro/Artist】
ツールバーで「選択ツールを統合(Combine Selection Tools)」をオンにすることで(オブジェクト選択ツールの左側)、オブジェクト選択ツールと範囲選択ツールを同時に使用できるようになります。※カーソルの位置でツールの機能が切り替わる仕組み


◉「MultiTap Delayプラグインの搭載」【Pro/Artist】
タップ(最大8個)の量を調整できるディレイエンジンを備えた新しいディレイプラグインが搭載されました。
 


◉「非録音時のMIDI入力データ記録の改善」【Pro/Artist/Elements】
停止モードまたは再生中に演奏したMIDIノートを、より簡単にそして便利に取り込めるようになりました。今回書きの改善を加えています。

・各トラックで演奏されるMIDIデータを取り込むために、MIDIトラックまたはインストゥルメントトラックごとにMIDIデータ記録用のバッファーを用意しました。

・サイクル範囲内に、バッファーを1つの連続した(直線的な)MIDIパートとして挿入するか、スタックされたMIDIパートとして挿入するかを選択できるようになりました。

・記録操作はインスペクターで行えます。


◉「プロジェクトからトラックを読み込み(Import Tracks from Project)の改善」【Pro】
より多くのトラックタイプをサポートし、読み込む属性をより詳細にコントロールできるように「プロジェクトからトラックを読み込み(Import Tracks from Project)」機能が拡張されました。


◉「ビデオの書き出しに対応」【Pro/Artist/Elements】
プロジェクトまたは特定の範囲のビデオとステレオオーディオチャンネルをMP4ビデオファイルとして書き出すことができるようになりました。


◉「Padshop 2」【Pro/Artist】
PadshopとPadshop Proの各バージョンとファクトリーコンテンツを統合し、さらに新しい機能とコンテンツを追加しました。


◉「MixConsoleチャンネルの色分け対応」【Pro/Artist/Elements】
MixConsoleチャンネルの背景を、選択したチャンネルカラーで色付できるようになりました。


◉「スコアエディターの改善」【Pro】
・譜表名に複数のサブ名を設定できるようになりました。
・音符挿入時の位置ルーラーを用意しました。音符の入力または移動する際、1小節に1つタイムルーラーが表示されます。


◉「ノーマライズの参照先としてラウドネスを使用」【Pro】
LUFSを使用するラウドネスを、ダイレクトオフラインプロセシングの「ノーマライズ(Normalize)」を使用してノーマライズできるようになりました。


◉「トラブルシューティングに便利なセーフスタートモード」【Pro/Artist/Elements/AI/LE】
サードパーティー製のプラグインを無効化した状態でCubaseを起動できるようになりました。不具合が発生したときの原因究明に役立ちます。


◉「プロジェクトの自動有効化機能が無効に」【Pro/Artist/Elements/AI/LE】
従来のバージョンでは、複数のプロジェクトを同時に立ち上げた状態で有効化していたプロジェクトを閉じると次のプロジェクトが自動で有効化されていました。Cubase10.5では上記の際に、有効化するプロジェクトを任意で選択することができます。



 

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