大ヒットアルバム「MAGIC」を引っ提げて行われた

back number、5か月に渡る自身最大規模のアリーナツアーがついに終了!

back number、5か月に渡る自身最大規模のアリーナツアーがついに終了!

2019/09/23


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撮影:佐藤祐介

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ステージを覆う薄い紗幕に映画のオープニングのような映像が流れ始めると、満杯の会場に自然と拍手が沸き起こった。back number NO MAGIC TOUR 2019の文字が映しだされると突然幕が落ち、同時に1曲目から意表をつく激しいナンバー「大不正解」で本格的にライブが幕を開ける。両サイドの巨大モニターと激しい照明で一気にフルスロットルだ。「ARTIST」「MOTTO」とシャープでアグレッシブな曲を立て続けに演奏しメンバーと会場のテンションを一気に上げた。息も整わないうちに清水が「back numberです。よろしくお願いします。“NO MAGIC TOUR2019”来てくれてありがとうございます。もう発表したから知ってる人もいると思うんですが明日本来ならばNO MAGIC TOUR 2019ツアーファイナルになる予定だったんですが、明日中止ということで。結果的に今日がツアーファイナルになったっていうことで。

ツアーの一日全部を同じように命がけでやってきたから1曲1曲大事にするさまを、いつも通り今日の分一生懸命やるんでそれを見てどうか楽しんで帰ってください。今日はよろしくお願いします。」とあいさつした。

続く「泡と羊」では会場が一体となって笑顔で揺れ、この季節にピッタリなかわいらしい曲「サマーワンダーランド」では恋人との夏の思い出をイメージする映像が映し出されさらに曲に彩を加えていた。アルバムに先行してヒットしたシングル曲「オールドファッション」をシンプルな映像と照明で聴かせた後、雨の音が会場に響き清水の独り言のような歌から「雨と僕の話」、「思い出せなくなるその日まで」とどっぷりとback numberの世界に浸らせる。ステージの映像と照明、演奏で楽曲の世界を表現しながら「ロンリネス」「エキシビジョンデスマッチ」「003」「SISTER」とロック色の強い曲を披露。メンバーがロンドンを散策する映像から「monaural fantasy」へと続き、「あかるいよるに」では「MAGIC」のジャケットから時間が逆戻りしたようなキラキラが会場を覆いつくした。

「1本1本のライブがステージに上がるのが、これは俺にとって大事だよと、気づけているから震える。まだまだ緊張を楽しめたりとか逆境を糧にとかそんなかっこいい奴じゃないんだけど、多分こうやってこれからも震えながら、こうやってやってくんだなって思います。」

と「電車の窓から」に。後半もアルバム「MAGIC」の曲とそれ以前の曲を織り交ぜたセットリストで「HAPPY BIRTHDAY」「瞬き」「最深部」から、最後は「高嶺の花子さん」「スーパースターになったら」で本編を終了した。

アンコールに応えておそろいのツアーTシャツに着替えて再登場し、栗原が「誰一人魔法は使えないんだけどこれだけの人が集まるとなんか魔法にかかるよね。すごくいいツアーを回らせてもらって、最後の場所がここでほんとに良かったなと思いました。」と話すと清水が「どのタイミングでどの曲かわからないけど見つけてくれてありがとう。今日ここにいたことを自慢になるようなバンドになって帰ってきます。これからもよろしくお願いします。ありがとうございます。」と伝え「ハッピーエンド」を演奏、最後に支えてくれている人への感謝の歌「手紙」を演奏し終わると全員でステージに並び「これにてNO MAGIC TOUR 2019全行程を終了しました。ありがとうございました」と深く深くお辞儀をして名残惜しそうにステージをあとにした。

●【back number NO MAGIC TOUR 2019】 セットリスト
01.大不正解
02.ARTIST
03.MOTTOMC
04.泡と羊
05.サマーワンダーランド
06.オールドファッション
07.雨と僕の話
08.思い出せなくなるその日まで
MC
09.ロンリネス
10.エキシビジョンデスマッチ
11.003
12.SISTER-映像-
13.monaural fantasy
14.あかるいよるに
15.日曜日
MC
16.電車の窓から
17.HAPPY BIRTHDAY
18.瞬き
MC
19.最深部
20.高嶺の花子さん
21.スーパースターになったら
EN1.ハッピーエンド
EN2.手紙

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