さらばKISS!これが最後!

KISS、「END OF THE ROAD WORLD TOUR」と銘打った最後の来日公演が決定!(史上最大規模のファイナル・ツアーが遂に12月日本上陸)

KISS、「END OF THE ROAD WORLD TOUR」と銘打った最後の来日公演が決定!(史上最大規模のファイナル・ツアーが遂に12月日本上陸)

2019/06/24


KISS
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「END OF THE ROAD WORLD TOUR」と銘打ったKISS最後の来日公演が、今年の12月に行われることが決定した。さらばKISS!これが最後の来日公演!

「END OF THE ROAD WORLD TOUR」

【仙台】
12月8日(日) ゼビオアリーナ仙台 
OPEN 17:00/START 18:00
お問い合わせ:ニュース・プロモーション 022-266-7555

【東京】
12月11日(水) 東京ドーム
OPEN 17:30/START 19:00
お問い合わせ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999 udo.jp

【盛岡】
12月14日(土) 盛岡タカヤアリーナ(盛岡市総合アリーナ) 
OPEN 16:30/START 17:30
お問い合わせ:ニュース・プロモーション 022-266-7555

【大阪】
12月17日(火) 京セラドーム大阪
OPEN 17:30/START 19:00
お問い合わせ:大阪ウドー音楽事務所 06-6341-4506 udo.jp/Osaka

【名古屋】
12月19日(木) ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
OPEN 18:00/START 19:00
お問い合わせ:CBCテレビ事業部 052-241-8118


■チケット
SS席:¥25,000
S席:¥20,000
A席:¥15,000
(全席指定・税込)

■一般発売
仙台:9月7日(土)
東京:7月20日(土)
盛岡:9月7日(土)
大阪:7月27日(土)
名古屋:後日発表

■特設サイト 先行予約スケジュールなどはこちら
https://endoftheroad.udo.jp


伊藤政則氏によるバイオグラフィ
フルメイク、そして、衣装も完全装備で、メンバーが待ち構えていた。

1977年に初来日公演を行ったKISSは、新聞社や週刊誌、雑誌等々から数多くの取材のオファーを受けていた。しかし、時間的な制約があり、その一部を囲み取材のようなスタイルでやることになった。音楽専科の福島編集長から連絡があり、その囲み取材に行ってくれとの依頼を受けた。ヒルトン・ホテルに向かうと、KISSの担当ディレクターである横田晶さんがいた。「頼みがある。次のアルバムがいつ頃、出るかメンバーに尋ねてきてくれないか」と言う。担当ディレクターなんだから、メンバーに直接、尋ねればいいじゃないかと思うだろうが、当時のKISSはなかなか気軽に会えるバンドではなかった。横田さんがバンドの会見場までアテンドしてくれて、各社のカメラマン4〜5人と合流した。なんと、会見場はホテルの部屋。ツアー・マネージャーがドアを開けると、そこには“地獄の使者”4人がいた。モンスター・ブーツを履いているから、天井に彼らの頭がぶつかりそうだ。カメラマンがいっせいにフラッシュを浴びせる。狭い部屋が芋を洗うような状態になった。こういう状況でインタビューをするというのは、どう考えても難しい。しかし、何とかインタビューを終えた。この時、音楽専科のカメラマンだった高橋さんが撮影した写真が、私の宝物になった。ジーン・シモンズとポール・スタンレーの間に立った私は、まるで、異星人に捕獲された人間のようだった。部屋の外に横田さんがいて、出て来た私をつかまえて「どうだった?どうだった?」と何度も同じ言葉を繰り返した。その後、横田さんがKISSのメンバーと会ったのかどうかは判らないが、担当ディレクターにとって彼らが近くて遠い存在だったというのが実に興味深かった。

2012年8月、オクラホマはタルサのBOKセンターで、KISS/MOTLEY CRUEのパッケージ・ツアーを取材した。バックステージでジーンとインタビューした時、こんなことを言っていた。
「U2や他のどんなバンドとも違って、我々はメイクし、重い衣装を着てからステージに向かわなければならない。KISSは本当に特殊なロック・バンドなんだよ」
しかし、その特殊性に徹底的にこだわり、それを頑として貫いたからこそ、KISSは伝説を築くことになったのである。この時、ジーンはKISSというバンドの孤高性を1つの側面から分析してみせてくれたわけだが、敢えてそれを指摘したということは、ひょっとすると、あの衣装を着てパフォーマンスする重労働に疲れてきているのかなと思った。しかし、誰しもが抱くKISSのイメージは、恒久的に存在するバンドという色合いが強く、故に、衣装の中身の人間が入れ替わってステージに立っても、誰も気が付かないんじゃないかというジョークすら、とんでもない絵空事とは思えなくなってくるのである。

『END OF THE ROAD WORLD TOUR』が発表になった時、それがKISSの終焉を意味するのか否かが判らなかった。実は今でも判らない。ツアー生活からは引退するが、KISSはその後も生き続け、時を見てバンドは再びファンの前に姿を見せるということか。ジーンの戦略を読み解くのは難しい。その答えを知るために、2019年12月のライヴに足を運びたい。きっと、そこには、近くて遠い存在であるKISSが鎮座しているだろう。約42年前のヒルトン・ホテルで感じ取った、あの異様なオーラを思い出しながら、彼らと同化してみたい・・・。



増田勇一氏によるバイオグラフィ
生ける伝説であると同時に、常に現在進行形であり続けてきたKISS

地獄からの使者、KISSのデビュー・アルバムがアメリカで発売されたのは1974年2月のこと。すでにそれから満45年以上もの年月が経過している。しかし永遠に続くバンドなど存在するはずもなく、KISSでさえもその例外ではない。2019年1月31日、カナダのヴァンクーヴァーで幕を開けた彼らの最新ツアーは『END OF THE ROAD WORLD TOUR』と銘打たれており、そこには『THE FIAL TOUR EVER』との言葉まで伴っている。いかにポジティヴに捉えようとしてみても、彼らのツアーの歴史がついに終焉に至るのだという意味以外には、解釈できようもない。 過去にも『FAREWELL TOUR』を実施しておきながら引退を撤回した過去のあるこのバンドではあるが、ジーン・シモンズ(vo,b)とポール・スタンレー(vo,g)という両巨頭の年齢などを考えてみても、今度は本当だと信じるしかない。ジーンは2019年8月25日には70歳の誕生日を迎えるが、彼はかつて、70歳でライヴ活動から身を引く意向を口にしている。また、ポールは去る1月20日で67歳になっている。まだまだ若いと思っていたエリック・シンガー(ds)ですら昨年還暦を迎えているし、最年少にあたるトミー・セイヤー(g)でも現在58歳だ。 このワールド・ツアーは全44公演に及ぶ北米での日程を経て、5月下旬から7月にかけてはその舞台をヨーロッパへと移して26公演を消化し、8月から9月にかけてはふたたび北米を巡演。そして11月にはオーストラリア/ニュージーランド・ツアーへと続いていく。そして2020年の到来を目前に控えた令和の師走、いよいよこのツアーが日本上陸を果たす。 KISSが日本初上陸を果たしたのは、1977年3月18日のことだ。トレードマークのメイクを施したままパンアメリカン機を降りた4人は、入国審査のため素顔になり、ふたたびメイクをした姿で、羽田空港の到着ロビーで待ち受けていた1,000人を超えるファンの前に登場したのだった。日本武道館での昼夜二回公演といった事態にまで至る大盛況となったこの初来日公演の模様は、NHKの『ヤングミュージックショー』でも放映され、このバンドの破天荒なライヴ・パフォーマンスはお茶の間にまで届き、それが多くの少年少女たちにとってのロック初体験の機会となった。 以降、1978年、1988年、1995年、1997年、2001年、2003年、2004年、2006年、2013年とコンスタントに来日公演を重ねてきたKISSは、2015年には通算11回目となるジャパン・ツアーを実施し、その千秋楽には2001年以来14年ぶりとなる東京ドーム公演も実現。そのステージでは、ももいろクローバーZとの共演という画期的な出来事も発生している。それから4年を経ての今回の来日は、あらかじめワールド・ツアーの意図が明らかであるだけに、これまでとは違った意味合いを感じずにはいられないし、ツアー活動終了宣言の撤回を期待することには無理があると言わざるを得ない。 確かにそこに、オリジナル・メンバーであるエース・フレーリー(g)とピーター・クリス(ds)は不在だが、過去すべての来日公演を振り返ってみれば、デビュー当時そのままの顔ぶれで行われた公演のほうが実は少なかったりすることにも気付かされる。そこで改めて評価されるべきは、KISSがKISSとしてパーフェクトなライヴ・パフォーマンスを体現するうえで、かつてはブルース・キューリックやエリック・カー(1991年11月24日、偶然にもフレディ・マーキュリーと同日に他界)、現在ではトミー・セイヤーやエリック・シンガーといった歴代メンバーたちが果たしてきた貢献の大きさだろう。ポールは「ジーンと俺がすべてを取り戻すことができたのも、トミーやエリックの献身があってこそ。彼らの存在があったからこそ現在まで前進し続けることができた」と語り、ジーンもまた「ふたたびオリジナル・ラインナップでリユニオンすることはない。それはこのバンドにとって終焉を意味する」とまで述べている。 生ける伝説であると同時に、常に現在進行形であり続けてきたKISS。彼らはいつでも彼らにしか体現することができない至上のロックン・ロール・サーカスを人々に提供し続けてきた。そんなKISSにとっての“ロードの歴史”が終着点へと近づきつつあるなか、彼らは所縁深いここ日本でどんなステージを披露してくれるのか? KISS史上最大級のステージ・セットを伴いながら展開されているこの『END OF THE ROAD WORLD TOUR』の日本上陸の瞬間を、心して待ちたいものである。それを見逃してしまうことは、二度と取り返しのつかない後悔に繋がるに違いない。





 

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