「ゲス極。」ちゃんMARIが演奏を披露
カワイ楽器、デジタルピアノ「CA58」&ステージピアノ「MP11SE」「MP7SE」を発表
カワイ楽器、デジタルピアノ「CA58」&ステージピアノ「MP11SE」「MP7SE」を発表
2018/02/05
河合楽器製作所が2月2日新製品発表会を行ない、デジタルピアノConcert Artistシリーズ「CA58」、ステージピアノ「MP11SE」「MP7SE」を発表した。発売はいずれも2018年2月16日。
発表会では、「ゲスの極み乙女。」のメンバー “ちゃんMARI” が登場。実際に試奏を交えながら、「MP11SE」の特徴などについてコメントした。

ちゃんMARI(ゲスの極み乙女。)
「CA58」
Concert Artistシリーズは(以下CAシリーズ)、アーティストが使用するコンサートグランドピアノを目指して開発したカワイのデジタルピアノで、「CA58」は、中価格帯でありながらひとクラス上の機能とデザインを実現した、CAシリーズの4番目のラインナップとして登場したモデルだ。

「CA58」プレミアムローズウッド調

「CA58」プレミアムホワイトメープル調
ピアノ同様のシーソー構造を採用した木製鍵盤、グランド・フィール・スタンダードアクションを搭載し、これまでの鍵盤よりも支点距離を長くし、鍵盤の奥側で弾いてもタッチが変わらないのが特徴。さらに、ピアノメーカーの強みを生かし、最高のフルコンサートピアノを最高の状態に整音/整調して高品質録音しました。KAWAIのフラッグシップモデルである 「Shigeru Kawai」グランドピアノの最上位機種であるフルコンサートピアノ「SK-EX」と、ショパンコンクールなどでも採用されたフルコンサートピアノ「EX」、2種のピアノ音を搭載。
また、4スピーカーシステムを搭載しており、低中音用のスピーカーに加え、高音専用のスピーカーを搭載し、グランドピアノの繊細な音色と豊かな拡がり感を再現します。
なお、外観はConcert Artistシリーズの上位モデルと同様のデザインを採用。アコースティックピアノが持つ特徴を反映した、シンプルでスクエアなデザインもポイントだ。カラーはプレミアムローズウッド調、プレミアムホワイトメープル調の2種類。
価格は¥245,000(税抜)。
「MP11SE」「MP7SE」
“MPシリーズ”は1998年の発売から約20年間、プロが使うレベルに応える高い性能と、外部機器などをコントロールする、マスターキーボードとしての機能を兼ね備えたステージピアノ。
今回発売する「MP11SE」「MP7SE」は、前モデルに搭載していたフルコンサートグランドピアノ「EX」に加え、Shigeru Kawaiグランドピアノより、フルコンサートグランドピアノ「SK-EX」と、ピアニストからの評価も高いミドルサイズグランドピアノ「SK-5」のピアノ音を内蔵。ピアノ音のレコーディングでは、最良のピアノを選定し、最高レベルの調律師による調整を行ない、88個の鍵盤一つ一つ丁寧に録音。妥協のないサウンドに仕上がっている。最新の「HI-XL音源」は、弱打から強打までのスムーズな音色変化や、和音の濁りが少ない減衰に伸びのあるリアルなピアノ音を、余すことなく表現。

「MP11SE」

「MP7SE」


前モデル「MP11」のユーザーである、ちゃんMARIは “「MP11SE」は「MP11」よりも、さらにきらびやかで暖かい” とコメント。また、バンドのレコーディングで生ピアノを使用していることから、リアルな生音を再現する「MP11SE」を今後ライブで重宝したいと語っていた
さらにグランドピアノのようなカーブを描いた腕木により、コンピュータやレコーディング機器などのデジタル機材に囲まれたプロミュージシャンの現場でも、本物のピアノの前に座ったかのような感覚を味わうことができる。
「MP11SE」には、グランドピアノに近い踏み心地を実現した3本構成の新開発ペダル「GFP-3ペダル」を同梱。ダンパーペダルは、ハーフペダルにも対応。音源の能力を最大限に引き出すことができる。
また、木製鍵盤「グランド・フィール・アクション」を搭載。グランドピアノ同様のシーソー構造と長い鍵盤長を備え、グランドピアノのようなタッチ感を実現。なお、グランドピアノ同等の支点距離を確保することにより、鍵盤の奥側で弾いても自然なタッチ感が得られるのもポイントだ。一方の「MP7SE」には高性能プラスチック鍵盤「レスポンシブハンマー・アクションⅢ」を搭載し、グランドピアノのしっかりとした手応えを再現。鍵盤追従性やコントロール性が高く、繊細な表現が可能だ。
価格は、「MP11SE」¥295,000、「MP7SE」¥185,000(いずれも税抜)。
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