平井 大が全国ツアーのファイナル公演を昭和女子大学 人見記念講堂で行った。スマッシュヒットとなったアルバム、Life is Beautifulをひっさげ、自身最大規模の全１３公演を行い、各所ソールドアウトと大盛況。初の単独ホール公演となった人見記念講堂も満員に埋め尽くされた。

オープニング曲は「Faraway」、NEWアルバムの１曲目でもある。続けて夏はまだ終わってないとばかりに「Summer Queen」をトロピカルアレンジで披露。ロックンロールナンバー「Call me the breeze」「Kiss Me Baby」でボルテージをさらに上げた。

「Surf Time」では途中、ウクレレからエレキギターに持ち替える。エレキギター姿の平井も違和感なくハマっている。ジャックスCM曲でお馴染みの「A Good Day」を挟み、「tonight」のイントロでは歓声があがる。NEWアルバムからの人気バラード曲だ。しっとりとした雰囲気の中、インストナンバー「Locals Only」ではお馴染みのバンドメンバーを紹介、最後は平井のウクレレソロで締めた。

「祈り花」を挟み、今度はアコースティックギターに持ち替え「大切な人を想って聞いてほしい。」と告げ、「Stay by my side」を披露。

裏打ちリズムの「I'm yours」「Island Girl」でピースな雰囲気に包まれ、そのまま大ヒット曲「Slow & Easy」で最高潮となった。「Everything is music」ではプレイヤーとしての平井を遺憾なく発揮、ウクレレを弾いているとは思えない超絶プレイで観客を虜にした。

ラストナンバーの前に、平井から１１月にカバーミニアルバムをリリースすること、そしてアコースティックライブツアーを開催することを発表した。アルバムにはサーフロック界のレジェンド、ドノヴァン・フランケンレイターとの共演もあるとのことで非常に楽しみである。

最後は今夏、ハウスジャワカレーのCMで話題となったアルバムタイトル曲「Life is Beautiful」。フレーズを皆で大合唱し締めくくった。

アンコールが鳴り止まないなか、再び平井が一人で登場、「僕がシンガーソングライターになる際、最初に作った曲です」と伝え、「ONE LOVE～Pacific Harmony～」を弾き語りで披露した。再びバンドメンバーを呼び、「Knockin' On Heaven's Door」で再度ピースな空気を作り、アンコールの最後に、別れの曲といえばこの曲「また逢う日まで」で終了した。
 

2016年9月10日 Dai Hirai Tour2016～Life is Beautiful～セットリスト