予想と違う動きでハッとさせる後半の2小節が肝

TOTO「Africa」
【すぐに使えるコード進行サンプル集8】

TOTO「Africa」【すぐに使えるコード進行サンプル集8】

2015/09/29


ここでは、自宅レコーディングでの曲作りにすぐに使える、コード進行の例を紹介しよう。これらの進行は、ロックンロールからバラードまで、古今東西の名曲でも使われているものなので、自分なりに工夫しながら、メロディやアレンジを加えてオリジナル曲を作ってほしい!


 ありがちなコード進行でも、途中からの流れを工夫すれば、「オッ!」と耳を引くことができる。
 譜例は、TOTOの「アフリカ」だが、前半の流れを素直に引き継ぐなら、3〜4小節目は「E→B→F#7」といったような進行が定番だ。しかし、あえて3小節目の入口を「E」から「A(onE)」にしてハッとさせ、「B」ではなく同じトニック系の「G#m」に進める。さらに、4小節目のドミナントはBメジャーの親戚筋のDメジャーから「Aメジャー」を借りると、響きは似ていても予想とは違う流れとなる。

参考曲
TOTO「Africa」
『TOTOⅣ ~聖なる剣』収録
ソニーレコード
MHCP-612

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