「maj7」の響きと、オンコードの不安定さが心を打つ

Elton John「Your Song(僕の歌は君の歌)」
【すぐに使えるコード進行サンプル集6】

Elton John「Your Song(僕の歌は君の歌)」【すぐに使えるコード進行サンプル集6】

2015/09/29


ここでは、自宅レコーディングでの曲作りにすぐに使える、コード進行の例を紹介しよう。これらの進行は、ロックンロールからバラードまで、古今東西の名曲でも使われているものなので、自分なりに工夫しながら、メロディやアレンジを加えてオリジナル曲を作ってほしい!


 しっとりとしたバラードには「m a j 7 」の音がうまくハマってくれる。エルトン・ジョンの代表曲「僕の歌は君の歌」の進行では、最初から「E♭maj7→A♭maj7」とせずに、あえて2小節目に「A♭maj7」を持ってきている。さりげなく始まって油断したところにmaj7 t hの音が入るので、最初から全開で行くよりもグッと響くのだ。また、その後の「B♭」のベースを3 rdの「レ」にしたことで「E♭」に戻って安定したい気持ちを高めながら「Gm7」に進むので、マイナーコードの響きと焦らされ感がさらに増す。

参考曲

Elton John「Your Song(僕の歌は君の歌)」
『僕の歌は君の歌+3』収録
ユニバーサルインターナショナル
PHCR-4012

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