テンポ良くコードチェンジをするポップでオシャレな進行
【オシャレなコード進行サンプル集8】

テンポ良くコードチェンジをするポップでオシャレな進行【オシャレなコード進行サンプル集8】

2015/09/29


ここからは、これまでに紹介したオシャレなコード進行を作るテクニックを利用して、シンプルなコード進行を、もっとオシャレに変身させる様々な例を紹介していこう。一度弾いてみた後は、それらの要素を組み合わせて自分なりのオシャレ進行作りに挑戦してほしい。

 サンプル集8では、80年代の歌謡曲のようなポップでメロディアスな楽曲の雰囲気が作れる、テンポ良くコードチェンジをしていく例を紹介しよう。
まずは、2小節目はFに向かうセカンダリー・ドミナントだが、ここをさらにⅡ→Ⅴ進行で分割して「Gm7→C7→ F」に変更してテンポ感を出してみた。4小節目はやや複雑で、Ⅱ→Ⅴ進行を応用して本来は「Dm→ G7」としたくなるところを、元の進行を活かしてE♭キーから借りてきた「Fm→B♭7」に置き換えている。7〜8小節目は、パラレルモーションを応用して「レ→ミ→ファ→ソ」と動くベースにコードを割り当てつつ、最後の分数コードはF6onGとはせずに、Fm6onGにして♭9的な響きを加えて変化を付けた。
全体を通して弾いてみると、コードネームは比較的シンプルながら、かなりメロディアスなコード進行になっているのが確認できるはずだ。

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独特の響きを持っているFm 6 onGの押さえ方。ここでは、ベースのG音もギターで押さえるようにしたが、バンドアレンジでは、ベースにGを弾いてもらい、ギターはFm6を弾くといいだろう

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