テンションでメロディを鳴らして、コードに動きを出す
【オシャレなコード進行サンプル集6】

テンションでメロディを鳴らして、コードに動きを出す【オシャレなコード進行サンプル集6】

2015/09/29


ここからは、これまでに紹介したオシャレなコード進行を作るテクニックを利用して、シンプルなコード進行を、もっとオシャレに変身させる様々な例を紹介していこう。一度弾いてみた後は、それらの要素を組み合わせて自分なりのオシャレ進行作りに挑戦してほしい。

 Beforeの後半2小節のコード進行で、すでにキー=Cメジャーのダイアトニックコードでなく、E♭メジャーから借りてきた「Fm(Ⅱ)→B♭(Ⅴ)」というツーファイブ進行になっており、十分にシャレた感じだが、この雰囲気は活かして、さらにテンションを加えていくと、コード進行に動きが加わってグッとオシャレ度がアップする。ポイントは、P.63のアコギかき鳴らし系でも紹介した「9th」のプラスαだ。コードだけで「レ→ド|ミ→レ|ソ→ファ|ソ→ファ」となるように、ボイシングを工夫して弾いてみよう。同じ要領で4小節目のように6th、または7thなどを絡めてもOKだ。

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4小節目のB♭6→B♭の展開は、2弦のソ(8フレット)→ファ( 6フレット)という音をしっかり鳴らしたいので、低音弦側を省いた押さえ方にしてもいいだろう

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